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百箇日に寄せて
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獣医さんからの帰り道

頑張っていたろっきへのご褒美。

ソフトクリームを食べた後の満足そうなお顔です。


1月16日。

明日でろっきがお空に旅立ってから百日が経ちます。

早かったような…長かったような…。




昨年2月に完全に歩けなくなって

寝たきりになってしまったろっき。


5月から9月、おしっこも自力で出なくなって

何度も膀胱炎を繰り返すようになって

お家での導尿もできなくなり

お腹に腫瘍があるので圧迫して出すこともできず

毎晩、獣医さんへ通うことに。

亡くなるその瞬間まで121日休まずに。


私たちはただただろっきが苦しくないように

穏やかに過ごさせてやりたい。

その思いだけで…。

先生も本当に頑張って下さいました。


ろっきは、最期のその瞬間まで

私たちの想いをすべて受け入れてくれて

生きることを諦めずに頑張ってくれました。




後悔はなかったはずなのに

今頃になって思うのです。

ろっきの気持ちはどうだったんだろう…と。






最期の4ヶ月

こんなに長く獣医さんに

毎日通わせてしまうつもりはなかったのに。

お家でゆっくり過ごさせてあげたかった。

私たちも毎日いっぱいいっぱいで

心も身体もとても疲れていた。

それ以上にろっきはもっともっとしんどかったはず…。






私たちのために頑張ってくれて

ありがとう。


私たちのために頑張らせてしまって

ごめんね。


どちらも私のほんとうの気持ちなのです。




そんなことをずっと思い続けていたら

毎晩、車に乗せて獣医さんに連れて行く時

見送ってくれていたご近所さんが


とーちゃんとかーちゃんは

誰も真似できないくらい頑張ってた。

ろっきはいつもあなた達のことを見てたよ。

あの目は信頼してる目だった。

いつもいつもあなた達と一緒だった。

後悔することなんてなにひとつない。

ろっきほど幸せな犬はいないよ。


そんなふうに言ってくれました。







もうひとつ。

ワン友さんを通じて知ったブログ。

その方のブログの日記

今の私の気持ちそのままで

心がとても癒されました。



私のコメントのお返事に


ろっきくんはみなさんに愛され、またみなさんを愛し

天寿を全うした大往生だったように思います。

苦しまず安らかな気持ちで(15歳の誕生日の笑顔のように)

にこにこしながら逝ったのかも?

なんとなくそんな風に思えています。

ご冥福を・・・という言葉より

ありがとうお疲れ様というような安堵感のようなものを感じます。




こんなふうに書いて下さいました。

勝手に拝借してごめんなさい。

とても嬉しかったのです。





15年と4ヶ月。

天寿を全うして旅立ったのだと。

精一杯犬生を思い残すことなく生き切ったのだと

先生の言葉のとおりに。


あんなに最期まで諦めずに

私たちのために生きてくれたこと

一生忘れない。



私たちの人生の中で

ろっき以上の犬に出会うことはもうないでしょう。








冬の夜空の下、輝く星を眺めながら

とーちゃんとふたりでウォーキング。



「ろっきが一緒だったら楽しいだろうな。

無理なことを願っても仕方ないね…。

でも、ここに犬が一緒だったら

どんなに楽しいやろうね。」と私が言ったら



もう犬は飼わないと言ってたとーちゃんが

「そうやなぁ。そんな日が来るといいな。」って。




お空のろっきが

とーちゃん、かーちゃん、ゆっくりゆっくりやよって

私たちを見守ってくれているんだね。







見守ってくれてると分かっていても

それでも、やっぱり…

かーちゃんはろっきに会いたいよ。
by rokey-gr | 2012-01-15 16:31
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